食べられるのは種の中の仁という部分。一般にクルミとして売られて
いるのは、果肉を腐らせて、種だけにしたものなのです。写真上のような茶色くなったような実をとって果肉を取り除きます。果肉は触ってもかぶれませんが、
汁が手につくと黒い染みになり、なかなか取れないので、ゴム手袋をしたほうがよいでしょう。種だけにしたらきれいに洗い、尖っている方を上にして、トンカ
チで割るのですが、野生のクルミは、オニグルミという種類で、滅法硬く、簡単には割れません。割れたら生でビールのつまみによし、クルミご飯によし、野外
でパンを焼くなら入れるのも美味い。ちなみに、茨城県の笠間稲荷では、クルミ入りいなり寿司が名物と聞きます。キャンプでは無理でも、家で試してみては? |